各種の手続き(3) |
●故人の確定申告 故人が自営業などで所得税の確定申告をしている場合は、相続人が代わって申告します。 1月1日から死亡日までの所得に対し、4カ月以内に行いますが、前年度の申告がされていなかったら、前年度分もあわせて申告します。 申告書の提出先は、故人の住所地の税務署です。 また、故人が勤務先で源泉徴収を受けていた場合には、勤務先の年末調整で終了し、確定申告の必要がないこともあります。仮に必要があっても、ふつう会社で手続きをしてくれます。 |
●医療費控除の申請 確定申告の際に、年間の医療費が10万円以上の場合、あるいは所得の5%を超える場合、その金額を超える部分(限度額200万円)について医療費控除が適用されます。 死亡後の支払い分は所得税の控除対象にはなりませんが、その代わり相続税の申告時に控除できます。 |