葬儀が終わって(4)
 香典返し 
忌明けに挨拶状を添えて贈る
 香典を返すときは、四十九日のあとに、忌明けの挨拶状と一緒に贈るのが一般的です。俗に「香典は半返し」といわれるように、香典んの半額相当の品物を贈ることが多いようです。
 神式では忌明けの五十日祭、忌明けの感覚のないキリスト教では1ケ月後の月命日を目安に、挨拶状を添えて贈ります。 
香典返しの品物
 香典返しの品はあとまで残るものは避け、使い切ってしまえる生活必需品がよいでしょう。よく利用される物に、タオル、石鹸、コーヒー・紅茶・お茶、靴下、綿毛布などで、香典の金額により数種用意するとよいでしょう。
香典は本来かえさなくてもいいもの
 「香典」は文字通り、香の代わりに弔問客が供えるお金。そこには、不幸になった喪家を経済的に助けるという意味があります。ですから、今は一般的になっている「香典返し」ですが、本来は必要ない物とされています。
 例えば、働き手を失った遺族などが今後の生活を考え、香典返しをしない。そうした場合も、なんら非難されることではありません。ただし、その時は忌明けに挨拶状を送り、「香典は幼いこの養育費にあてさせていただきます」といった断りを入れましょう。

メグリアセレモニーのご案内

▲Home